顔を見つめる

お久しぶりです。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
たくさん辛いことも衝撃的なこともあるさなかではありますが、
皆さまのご無事を願っています。

ところで、フィギュアの件、8部の件と色々ありますが
目の前にすでに見えている素晴らしいものにしか眼を向けないことにしていますので

フィギュア！

すっごいかっこいい！

リュックw

いや～、もうもうね、月給の半分くらいならはたいても・・・と思っていたものが
廉価で市井に販売されているのって、すげー嬉しいですね。

しかもかっこよすぎ。
目の下の若干の皮膚の窪みの大人らしさにノックアウトされました。
（仗助は全体的に美味しそうにプリプリしてる）

いうなれば「衰え」ではありますが、承太郎さんにそんなものは存在しませんし？
年齢を重ねているという証であるそれに仗助もきゅんきゅんしているに違いない。

顔を見つめるときって。
唇は性的すぎるし、目は強すぎるし、鼻はなんか違うような気がするし、
頬はちょっと平坦でもっと色んなとこ見たいし、顎は下すぎるし首筋が目に入っちゃうし、
額だと目線上がっちゃって不自然だし「何見てやがる」って誤解を招きそうだし。
ってなると、目の下あたりに視線を合わせるのが一番合理的（？）な気がします。
んで、安心して目の下あたりに焦点あわせて承太郎さんの顔全体を視野に入れながら、
じーっと見ちゃう。見る、んじゃなくて見ちゃう。すると、

「・・・どうした」

急に視界の中で唇が少し動いて、深くて低いけど
対外的には出さないような若干ゆるい感じの、
信頼、とか特別、といった付加価値を嫌でもつけたくなる声のトーンで。

問いかけられて、ゆっくり我に返って。

「・・・何でもないッス」

って言ってエヘヘって笑うんだけど何か面白いことがあったから笑っているわけではなく、
ただただ満ち足りた甘い気持ちでいっぱいで、
脳が強制的に顔の筋肉をゆるませそれに併せて声が出たってだけ。
それを知ってか知らずか、承太郎さんはそんな時「そうか」とか「おかしなヤツだな」とか言って、
ほんの少しだけ唇の端を上げて、目を細める。

その時に見れる目の下のラインが、仗助はとても好きなのだ。


「まー、それがすげー怖いときもあるッスけどねー」