歯ぎしり２

空条先生の矯正治療。単に博士の趣味の時間になってる気が（※閲覧注意！）

「あ、ぁ・・・じょ、たろさん、やべ、俺・・・っく・・・～～～」

ぎしぎしとベッドを軋ませながら、仗助を攻め立てていると

限界近くなったのか、ふいに眉を寄せ声を押し殺す。

 

それだ、仗助。快楽に耐えるその顔。

声を漏らさないようにしっかりと噛み締めるその圧力に、お前の歯が負けちまってるんだ。

その表情も気に入っちゃいるが、

お前のクレイジー・ダイヤモンドではお前のカラダは直せない。

なら、その原因を作っている俺が対処するべきだろう。

 

絶頂を迎える体勢に入っている仗助の中から、ずるりとペニスを抜き出す。

 

「・・・！ひゃ、やだ、承太郎さん、なんっ・・・！ふはぁア・・・」

 

抗議の声を上げたが、すぐに中に押し入れてやると大人しくなる。

辛いのは、これからだぜ？

 

 

「じょう、たろうさん・・・っはぁ・・・いじわるしないで下さいよぉ・・・」

 

俺だってイかせてやりてぇのは山々なんだがな。

 

「仗助。歯噛みをするな」

「・・・え？」

「分かったな」

 

言うなり仗助の折り曲げさせた膝をつかみ、ガシガシと腰をぶつける。

理解しているかどうかは関係ない。カラダで覚えるんだな。

腰を使いながら、今にも弾けそうに硬くなっている仗助自身を扱いてやる。

 

「ひあ、あ、あぁ・・・ア、あ、やだもうイくッ、承太郎さ・・・～っ」

 

また声を抑えたな、１回休みだ。

動きを止め、仗助が達してしまわないようペニスの根元を強く握り押さえる。

 

「ッ・・・もうやだ、イきたいよぉ・・・やだぁ・・・っく、ふ・・・」

 

そろそろ泣きが入るか・・・しょうがねえ

 

覆いかぶさるようにしてキスをする。唇を隙間なく重ね合わせ、

舌を伸ばして奥歯の表面を撫でると、確かに凹凸がなくつるりとしている。

その不思議な感触に、いつまでもそこを舐めていると

仗助の舌が構って欲しがって俺の舌にまとわりついてくる。

あまり放っておくと拗ねてしまう。

柔らかなその器官を掬いとりざらつく表面を自らの舌で擦ってやると、

仗助は甘い鼻声を漏らし、腰に脚を絡みつける。

こっちも、構って欲しいって事か？

ゆっくりと動きを再開する。

ふさがれたままの唇からくぐもった声が上がり、ぎゅう、と中で締め付けられる。

上も下も、熱くぬるついた感触で。

マズイな・・・俺がイっちまいそうだ。

今すぐ突きまくって仗助の中に己の欲望をぶちまけたい衝動が、

下腹部から背中を這い上がってくる。

 

「んン・・・ん、ん、ぅう、う、うぅっ」

「・・・仗助ッ・・・」

「ぷは、あっ・・・じょ、たろさぁ・・・俺、俺もう、限界っ・・・ス、よぉ・・・っ」

 

唇を離した途端、仗助の必死の訴え。

限界なのは俺もだぜ、仗助。

 

再度唇を捕らえ、体と同じく力が入らなくなっている仗助の舌を

いささか乱暴に絡めとる。

とりあえず、『歯噛みをさせない』という目的はこれで果たせるだろう。

そうしようとする事で俺の舌を噛んじまうんだからな。

仗助、お前はやさしい。俺に血を流させたりはしねぇだろ？

 

「ん、ん、ふぅう、んううっ」

 

口を塞がれて苦しいのか、いやいやと首を振って逃れようとするが

それを許さず顎を掴んで固定し仗助の舌を唾液ごと吸い上げる。

同時に最奥まで貫き、限界まで抜き出してまた奥まで。

数回繰り返すうちに仗助の体はこれ以上ない位熱くなり、

その熱さとは裏腹に二の腕に鳥肌が立ってくる。

ビクン、ビクンと数回体が痙攣したかと思うと。

 

「っうぅ・・・うーーーっ、うーーーーっ！」

 

腹から胸にかけて仗助の精液が飛び散ったのを感じ、

俺は仗助の中に吐精した。