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長いんで2と3に分けます。最初ちょっとヤりかけなんで注意っちゃ注意です。
1
「うぅ・・・ん、承、太郎さ・・・」
はあはあと荒い息の合間を縫って、鼻声で呼ばれる。
眉を寄せ、切なそうな表情で。
それは見た目には、欲情しきった淫らな様子をしている。
だが、仗助。まだお前の体は、 俺を受け入れる用意は出来ていない。
「どうした?仗助」
それでも宥める意味もあって、促すように聞いてやる。
「や、もぅ・・・いいっすからぁ・・・」
「何がだ」
「もう、入れてって・・・言ってんすよ」
「もう、入れてって・・・言ってんすよ」
何故か最後の方はケンカ腰のその口調に、苛立ちを感じ。
「・・・そうか」
ぐい、と乱暴に脚を広げさせ、上から仗助の顔を見下ろす。
一瞬ひるむかのように見えた潤んだ瞳はそれでも強い光を乗せたま ま、俺を見据えてきて。
どうしようもなく、泣かせてやりたくなった。
2
はやく、つながりたい。
そう思っちゃいけなかったんだろうか。
承太郎さんの優しい指も唇も、大好きだけど。
もっと強い感覚、抱かれてるってのが欲しかった。
アンタが悪いんすよ。
承太郎さんのが後ろにぐい、と押し付けられるのを感じた。
これでやっとひとつになれる、そう思ったのに。
「や、うぅ・・・っ、うー・・・」
何コレ、痛い。全然気持ち良くない。
って言うより、挿入んない。無理、全然無理、あぁやめ・・・
「・・・挿入んねぇな」
必死で耐えてたのに、あっさり言って体を引いた承太郎さんに、
何だか無性に腹が立ってきて。
でもそれもおれのワガママでガキなところかも、 なんて妙に冷静な自分がいたりして
どうしたらいいのか分かんなくなって。
鼻の奥がツンとしたかと思うと視界がぼやけて、 一旦しゃくり上げちまったら。
あとは止まらなくなっちまったんだ。
3
「・・・えっ、ふぇ・・・え、くっ、じょ、たろさ」
しゃくり上げる仗助をしっかり抱いて背中を撫でる。
自分で泣かせたのだ、それは分かっている。
自分に向けられる感情がそれほど激しいものなのだと確認している とでも言うのだろうか、
お前が泣くのを見ると、可愛くてたまらない。
仗助。俺は利己的な人間だ。
お前が愛しくてどうしようもない。
今も現に、泣かせたかと思うと宥めにかかっちまう。
とは言え自分の満足だけを追い求めるのも不毛な話だ。
唇を噛み締めて耐える、 そんなカオさせたくてお前を裸に剥いている訳じゃねえんだ。
かったるい事は嫌いな性質なんだが、仗助。
お前に対してはそうでもないようだぜ。
「仗助・・・仗助、いい子だそんな泣くな」
低めた声を耳元に吹き込んで脇腹を撫で、 涙を吸い取りながら頬にキスをする。
安心させて、体の力を取り去って、快楽に溺れさせて。
お前が俺の事しか考えられないように。
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プロフィール
名前:キエス
承太郎さんと仗助が好きすぎる変態です。
更新は滞っておりますが、相変わらず愛してます。
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