モヒート２

仗助はお酒弱いですね～そんなところも可愛くて仕方ないです（※ちょい注意）

グラスの中の液体を呷る。

まぁ、こんなもんだろう。思ったとおりの味だ。

だがお前には、ちっとばかり強すぎたか？

 

「は、ぁ・・・承、たろさぁ・・・」

 

そんなに物欲しそうな表情をするな。

止まらなくなっちまう。

現に今。

唇と頬に張り付いていた髪を除けてやろうとしたはずの指が、

いつのまにか仗助の肩を押さえその体をソファに押し倒している。

唇は仗助のそれにぴったり重なっていて。

ミントの香りと、それからラム酒の味。

互いの舌で感じるのは同じ味だ。

 

「んんっ・・・」

 

仗助の上で体をずらすと、それすら刺激に感じるのか呻き声をあげる。

アルコールのせいで過敏になっているらしい。
耳に触れるとものすごく熱い。

「ひゃ、あ、やめ・・・っ、ぁあ」
 

自分の体に急激に訪れた変化に対応しきれていない仗助に、

戸惑うヒマ与えるなんてかったるい真似はせず首筋に唇を寄せる。

かるく口付け、舌を這わせ舐め上げて吸い上げ噛み付いて。

ただそれだけだ、まだまだ序盤だぜ仗助。

今からそんな泣き声あげて、体ビクつかせてちゃ保たねえぞ。